ゆるめるモ!は、2012年10月4日に東京でプロデューサーの田中大知さんによって結成された日本のアイドルグループです。現在のメンバーは:ねるん、なに、めありー、へそ、らき、まことです。元メンバーについては後述します。
グループ名は「緩める(ゆるめる)」という言葉と「モ!」を組み合わせたもので、「この窮屈な世界をゆるめる」というメッセージと、「もっと溶けてほしい(You’ll melt more)」という意味が込められています。
フリーライターだった田家大知は、アイドルプロデュースの経験が全くなく、「アイドルのことをほとんど知らなかった自分が、思いつきでゼロから作ったグループ」と語っています。ももいろクローバーの「Pinky Jones」を聴いたことがきっかけで、アイドルでもこんなに面白い音楽ができるのかと衝撃を受け、ライブに通うようになりました。やがてファンでいることに満足できなくなり、自らグループを作ることを決意しました。
メンバー募集はオーディションではなく、原宿・渋谷・新宿・秋葉原などでのスカウトでした。街中で声をかけたり、レジで働く女性にも声をかけたことがありました。断られたり暴言を受けることも多く、落ち込むこともあったそうですが、諦めずに連絡先を聞き、その後長文のメールでグループ結成の思いを伝えました。
その結果、けちょん、いっちー、のんちゃん、ゆみこーんの4人が集まり、2012年10月4日に初代メンバーとして活動を開始しました。
結成から2ヶ月後、初めてのアイドルライブに出演しました。経験もファンもないゼロからのスタートでした。初めて楽曲を披露した後、物販の時間があることを知らず、急いで100円ショップでTシャツを購入し、サインを書いて500円で販売しました。
当初は困難の連続でした。メンバーは普通の女の子で不安も大きく、デビューからわずか2ヶ月でいっちーが脱退。その後ゆみこーんも体調不良で休みがちになります。2013年1月にはもねが加入し、同年には第3期メンバーのオーディションが公式サイトで行われました。このオーディションから、しふぉん、ようなぴ、ゆいざらす、あの、ちーぼうが加入します。2013年12月17日にのんちゃんが脱退し、グループは新たな段階へ進みました。
それまでの活動費はすべて田家大知が負担しており、「お金のためではなく、自分が良いと思う音楽を届けたかった。アイドルという形は、それを広めるのに最適だった」と語っています。
この新体制で、2014年7月9日に初のフルアルバム『Unforgettable Final Odyssey』をリリースしました。音楽性について田家は、「ニューウェーブ、ヒップホップ、ポストパンクなどの先端的な音楽を取り入れつつ、ゆるい空気感を保つ。社会の流れに従うのではなく、時代を先導することが核」と語っており、この思想は現在もグループの軸となっています。
2025年にグループは13周年を迎え、その年の9月に6枚目のスタジオアルバム『虚無泥棒』をリリースしました。
ゆるめるモ!の元メンバーには、いっちー、のんちゃん、ゆいざらす、ゆみこーん、もね、ちーぼう、あの、ようなぴ、けちょん、しふぉん、まつりがいます。