あのは、元ゆるめるモ!のメンバーであり、元パンクロックバンドI’sのメンバーです。現在はソロアーティスト、モデル、女優、作家、ラジオパーソナリティ、テレビ司会者として活動しています。千葉県出身で、血液型はA型です。
幼少期から周囲になじめず、いじめを経験し、中学時代は主に保健室で過ごしていました。その後、高校には進学したもののすぐに中退しています。こうした経験から引きこもりとなり、学校以外の居場所を求めてスーパーでアルバイトを始めましたが、客とトラブルになることが多く、最終的に辞めてしまいました。
引きこもりの状況に不安を感じ始めた頃、Twitterでゆるめるモ!のメンバー募集のリツイートを見かけます。雰囲気がゆるそうで、自分でも楽器ができるかもしれないと思い応募しました。応募後しばらくはプロデューサーからのメールを無視していましたが、何度もライブを観に来るよう誘われ、最終的に足を運びます。そこで未完成ながらも、自分が必要とされている感覚を初めて得て、将来の予定もなかったことから加入を決意しました。オーディションや面接はなく、プロデューサー田家大知との会話のみで加入しています。
2013年9月21日、あのは3期生としてゆるめるモ!に加入し、担当カラーはライトブルーでした。このカラーはその後の活動でも象徴的なものとなります。ゆるめるモ!での活動を通じて、「異色アイドル」としての評価を確立しました。デスボイスを使った歌唱や観客へのダイブ、大声でのパフォーマンスなど、激しいスタイルが特徴で、その個性とカリスマ性により若いファンを中心に人気を集め、大きな支持を得ました。特に女性ファンの間では、彼女のファッションや髪型を模倣する動きが広がり、「あのギャル」と呼ばれるサブカルチャーが形成され、後に「ライトブルーシーン」という新たなファッションジャンルとして確立されました。2019年3月には写真集『ANOther』を発売し、モデルとしても活動の幅を広げました。
約6年以上グループで活動した後、あのは2019年9月30日にゆるめるモ!を脱退することを発表しました。2022年にはインスタのストーリーでこの決断について詳しく語り、グループ内での意見の対立によるストレスや、活動を広げるための提案が受け入れられなかったことを明かしています。期待のプレッシャーと相談相手の不在により精神的に限界を迎え、卒業公演を行わずに脱退しました。
その後、2020年9月4日に「ano」名義でソロ活動を開始し、初のデジタルシングル「Delete」をリリースしました。さらに2021年には4人組ロックバンド「I’s(アイズ)」を結成し、同年8月31日に初ライブを開催しました。
I’sは2024年末に解散しましたが、その理由についてあのはインスタで、ソロ活動や多忙さとは無関係であり、メンバー4人の意見の違いや衝突によるものだったと説明しています。また、突然の発表について謝罪しつつも、自身にとっては以前から続いていた流れであり、突然の決断ではなかったことも明かしています。
ソロ活動ではテレビ番組への出演や自身の番組の司会も務め、「あのちゃんの電電電波♪」やラジオ番組「あののオールナイトニッポン0(ZERO)」などで活躍しました。同番組は2026年4月1日に最終回を迎えています。また、モデル活動や映画出演も続けており、実写版『【推しの子】』などに出演しています。2025年9月3日には東京・日本武道館でソロ公演を開催し、4thシングル「呪いをかけて、まぼろしをといて。」をリリースするなど大きな節目となりました。同日にはアパレルブランド「Hell Blau」を立ち上げています。さらに、2025年12月24日には初の著書『哲学なんていらない哲学』を発売しました。